期間工は寮の掃除や作業服の洗濯って誰がやる?様々な寮内のルール

期間工で働くにあたって、寮に入ることを検討している人は、寮の設備や生活環境について気になることでしょう。そこで、実際の生活が想像しやすいように、寮内のルールや設備情報をまとめてみました。

寮の共通ルール

寮での生活は、光熱費や家賃などが大幅に節約できるとあって、多くの期間工が利用しています。様々な国籍や出身、年齢の人と同じ環境で過ごすことになるため、決められたルールに従い、協調性を持って行動することが重要です。まずは、寮で生活するにあたって、どんな制限事項があるのか見てみましょう。

異性の連れ込み厳禁

基本的に、寮に異性を連れ込むことは禁止されています。期間工ではカップルや夫婦での就業を歓迎している企業もありますが、そのような場合でも男女の寮は分けられています。一緒に住みたいという場合は、近くにマンションを借りるなど、個人で対応する必要があります。

門限がない

期間工の寮には、門限が決められていることはほとんどありません。学生寮のように、何時以降は締め出しという事態にはならないでしょう。仕事終わりに飲みに行く際にも、時間を気にすることなく羽を伸ばせます。

寮の設備

次に、寮内に完備されているものや、使用ルールについて説明します。集合寮の場合、住んでいるほかの人と共用のスペースが多くあります。共用部分を使う際の注意事項も、合わせて確認していきましょう。

洗濯

洗濯は、それぞれ個人で行います。寮内にはランドリースペースがあり、多いところで数十台の洗濯機と乾燥機が置いてあります。乾燥機の利用にお金がかかるケースもありますが、洗濯機の利用はほとんどの寮で無料です。

ただし、利用できる時間が決められているので、きちんと守って使いましょう。時間外の夜間などに洗濯機を回していると、周囲に騒音による迷惑をかけることになります。

洗濯物を干すスペースは、基本的に自分の部屋です。折りたたみ式の物干しがあると良いでしょう。ため込まずに適度に洗う習慣をつけておけば、苦労することはありません。また、回収を忘れて洗濯機に放置して紛失してしまったということも稀にあるので、自分のものはきちんと管理することが大切です。

食事

寮には食堂が完備されているため、比較的手頃な価格で食事することができます。火気厳禁であることが多いため、自炊をする場合はいろいろと制限があります。まず、基本的に各部屋にキッチンは付いていません。

寮内に共同の簡易調理室がある場合は、IH調理機器やレンジ、ポットなどを無料で利用できます。レンジで温めるタイプのレトルト食品やカップ麺なら、簡単に作れるでしょう。

風呂・シャワー

寮では、共用部分に大浴場とシャワー室が備わっていることがほとんどです。各部屋には、あっても洗面台くらいでしょう。大浴場は利用できる時間が決められていますが、シャワーは24時間使えることが多いです。寮によって規模は異なりますが、サウナなど充実した入浴環境が整っているところもあります。

ボディソープやシャンプーなどのお風呂セットは、必要なものは一式自分でそろえる必要があります。入浴時に他の人のものと間違えないよう、目印を付けておくと良いでしょう。

掃除

寮の部屋の掃除は、各自で行います。ほうきや簡易モップなどを用意しておくと便利です。ゴミ捨て場は寮内の一角に備わっていることが多いので、それぞれ個人で分別して捨てに行く形になります。ゴミをため込んで異臭騒ぎになるようなことがないよう、こまめに処理しましょう。

冷蔵庫

旅館やホテルの部屋に設置されているような、小さな冷蔵庫が各部屋にあることが一般的です。食材を買い込んで蓄えておくようなスペースは期待できませんが、飲み物などを冷やすには十分でしょう。

テレビ

基本的に、各部屋に1台ずつあります。視聴する際は、隣の部屋に音が漏れないよう気を付けましょう。寮にもよりますが、希望者は実費で有料チャンネルに登録することもできます。DVDレコーダーや録画機器は付いていないので、必要な人は自分で持ち込みましょう。

寮の生活環境

続いては、寮の生活環境について見てみましょう。寮は、少なくとも数ヶ月の間、生活拠点となる場所です。勤務前後はもちろん、休日にのんびり過ごすこともあるでしょう。できる限り快適に過ごせるように、娯楽や衣食住に必要な設備が整っているか、チェックしておくことをおすすめします。

インターネット

寮内でインターネットを使いたい場合、使用料は個人負担になります。希望する人は、寮が契約を結んでいるプロバイダを紹介してもらって申し込める場合もあります。しかし、そもそもの雇用契約が短期の場合は、割高になりがちです。事前に個人的に無線のWi‐Fiを契約して、持ち込むようにすることをおすすめします。

買い物

必要な生活雑貨や飲食物などは、自分で購入します。寮内にコンビニが設置されている場合は、なにかと便利です。寮に入ることが決まったら、事前に近くのコンビニやスーパーを調べておくと良いです。

寮ではネットショッピングを利用することもできますが、配達日時の指定をするなどして、自分で受け取れるタイミングにしましょう。

自家用車の持ち込み

自家用車を持ち込める寮は少ないです。ただし、自転車やバイクであれば、持ち込みを許可しているところもあります。車が使えないことを念頭に置いて、工場や最寄り駅までの距離をリサーチしておくようにしましょう。

基本的に寮は工場の近くにあるため、車がなくても通勤に苦労することはないです。距離がある場合は、無料のバスなどで工場と寮を送迎してくれる企業もあります。

喫煙

期間工の寮では、禁煙というところはまずありません。共用部分では喫煙できないケースが多いですが、個人の部屋では特に制限されていません。喫煙者だからといって、肩身の狭い思いをすることはないでしょう。ただし、部屋で喫煙する際は、火の処理などに十分に気を付ける必要があります。

集合寮とマンションタイプの寮の違い

ここまで紹介してきた設備は、基本的に集合寮タイプの例です。最近では、マンションの一室を寮として貸し出している、マンションタイプの寮も増えています。マンションタイプの場合、一般的な賃貸マンションと変わりません。

風呂・キッチン・トイレ・冷蔵庫などは、すべてそろっています。一部屋で生活が完結するスタイルになるため、プライベートな時間を確保しやすいでしょう。ただし、このタイプの場合、食堂はありません。場所によっては、ランドリースペースのみ共用というところもあります。

寮生活では、自己管理が重要

寮では大勢の期間工と生活を共にするので、協調性を持って良好な関係を築いていく必要があります。夜間には生活音や騒音を立てないようにする、洗濯が終わったら次の人が使えるように早めに洗濯物を回収するなど、一人の生活スペースではないことをわきまえて行動しましょう。

また、部屋の戸締まりをしっかりするなど、盗難対策も重要です。もし仮に持ち物がなくなったとしても、寮監が探してくれたり寮に住む全員の持ち物検査をしたりすることはありません。寮での生活はすべて自己責任となるため、トラブルになるようなことは避けましょう。

困ったときは寮監に相談

隣人の生活音がうるさくて眠れない、寮内にこんな人がいて困っているなど、何か問題が生じた場合は、自分で解決しようとするのではなく、寮監や勤め先の上司に相談することをおすすめします。直接抗議するとトラブルの原因になる可能性があるので、冷静に対処しましょう。

寮には充実した設備が整っているので、身一つあればすぐに働き始めることができます。月々の水道代や光熱費なども無料のところが多いので、努力次第では大幅な節約ができ、貯金を増やせます。ルールを守りながら便利な寮をうまく活用して、快適な期間工ライフを過ごしましょう。

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