期間工をしながら他のバイトや副業など掛け持ちはできますか?

「期間工をしながら、空いている時間があったら他のバイトや副業などをしたい!もっと稼ぎたい!」そんなふうに考えている人もいるかもしれません。期間工の仕事と掛け持ちで、副業やダブルワークはできるのでしょうか?できる場合のおすすめの仕事や、できない場合の理由について説明していきます。

まずは「就業規則」を確認してみる

期間工の仕事をしながら副業ができるかどうかは、勤務先の「就業規則」でどう決められているかにより変わってきます。そのため、副業をする前に必ず就業規則を確認するようにしましょう。派遣で働いている人は、勤務先だけでなく、派遣会社の担当者にも確認が必要です。

就業規則には会社の様々なルールや決まりごとがまとまっています。一度、目を通してみることをおすすめします。

就業規則で副業が禁止されている場合

掛け持ちで仕事をすることは、心身ともにかなりハードです。特に期間工の仕事は体力勝負で、交替勤務などにより勤務時間や曜日が不規則になることがよくあります。その本業に影響が出ると困るため、多くの企業では副業を禁止しています。この場合、副業はできないので、掛け持ちで働くことはあきらめましょう。

なかには、「勤務先にばれないように、こっそり副業をしてしまおう」と考える人もいるかもしれませんが、大きなリスクが伴います。

就業規則を無視して副業をした場合のリスク

就業規則は、学生時代の校則と同じようなものです。校則違反をした学生には処分があったように、就業規則に違反すると、何かしらのペナルティが課されることになります。正社員でも期間工でも、処分は同じです。「自分は期間限定の立場で、正社員とは違うから」というような考えは通じません。

会社からの処分としては、最悪、契約途中で解雇という可能性もあります。その場合、仕事や収入がなくなってしまうだけでなく、寮や食事など今まで無料もしくは格安で利用できていた福利厚生が使えなくなったり、慰労金や報奨金、赴任手当などをもらえなくなったりします。金銭的に、かなり大きなダメージになります。

また、期間工を契約途中で辞めてしまうと、同じ会社での期間工の仕事は、今後採用される可能性がほぼゼロになってしまいます。さらに「契約を満了できない人」「約束を守ることができない人」という評価がつき、他の会社での採用も難しくなります。

このように就業規則を無視してまで副業をすると、金銭的にも将来的にも大きなリスクになることを覚えておきましょう。

就業規則で副業が禁止されていない場合

副業が禁止されていない会社の場合、掛け持ちで他の仕事をすることができます。しかし、いくら禁止されていないとはいえ、期間工の仕事に影響が出てくるような場合は、会社から注意を受けるかもしれません。副業する際は、以下のようなことに注意しながら働くようにしましょう。

期間工の仕事への影響

期間工の仕事は本業なので、勤務日数や時間は多くなります。そのなかで無理に副業をすると、本業でしっかりと働けなくなってしまう恐れがあります。

疲れて集中できなければ、作業のスピードや正確性が落ちたり、ケガをしたりするかもしれません。さらに本業・副業ともに、欠勤や早退、遅刻をしてしまうことがあるかもしれません。期間工の場合、勤務状況によって慰労金などの手当の支給額が変わってきます。

無理のない勤務スケジュールを立てるようにしましょう。そして、周りの同僚や上司にも迷惑がかかってしまうことを、忘れてはなりません。

社会保険

労働時間や日数、契約期間などの条件を満たした場合、社会保険に加入しなければなりません。入りたくなくても、条件に当てはまった場合は強制加入となります。

社会保険には、2つの会社で二重に加入することはできません。基本的には、期間工として雇われている会社で社会保険に加入することになるため、掛け持ちの仕事の方では「社会保険に加入しなくてもいい労働時間・日数・契約期間」で働くようにしましょう。詳しくは、働く前に副業をする会社に相談し、確認してみてください。

副業の選び方

期間工の仕事は、急な残業や休日出勤を依頼されることもあります。反対に、副業の勤務先の方からも依頼されることがあるかもしれません。そのため副業は、短期単発のバイトの方が働きやすいでしょう。

通勤方法

期間工で働いている間、寮で生活する人も多いでしょう。しかし、寮は勤務先の工場に近いため、他の場所から離れたところにある場合もあります。その場合、副業先への通勤が大変なことも考えられます。

なかには、通勤に使うバスや電車が時間によって走っていないことがあったり、期間工の会社によっては、契約期間中の自動車の運転が許可されていなかったりするケースがあります。通勤ができるかどうかということも、事前に調べるようにしましょう。

副業の会社が掛け持ちでの仕事を禁止している場合

掛け持ちをしたい会社が、就業規則などで副業を禁止している場合、掛け持ちで働くことはできません。期間工の会社が副業を禁止している場合と同じです。秘密にして掛け持ちをしようとしても、見つかった場合は副業の会社の方から処分を受けることになってしまいます。

まとめ

これまで紹介したことから、期間工の仕事をしながら掛け持ちで仕事をすることは、厳しいといえるでしょう。空いている時間を有効活用して、できるだけ稼ぎたいと思う人もいるかもしれませんが、まずは本業の期間工の仕事に集中し、休まず出勤することで確実にもらえる慰労金などの手当を狙った方が良いでしょう。

どうしても副業をしなければならない事情がある場合は、自分で勝手に判断するのではなく、上司や派遣会社の担当者などに相談してみましょう。

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