期間工として工場で働くための条件や適正とは?技術や能力は必要なのか

期間工の求人に応募しようとするとき、気になるのが採用の条件でしょう。学歴や資格、技術や能力は必要なのか?応募したとしても、果たして採用されるのか?期間工として働くために必要な条件や適性について見ていきましょう。

期間工として働くために、学歴は必要?

期間工で働くために学歴は必要ありません。実際に、中卒、高卒、大卒など、さまざまな学歴の人が働いています。適性が認められなければ、大卒の応募者が不採用になる場合もあります。

期間工として働くために、資格は必要?

期間工が生かせそうな資格としては、「フォークリフト」や「自動車整備士」が挙げられます。持っているに越したことはありませんが、基本的には必要ありません。資格を持っている人が、採用にあたって有利になるわけではありません。なぜなら、資格を持っている人が、必ずしもそれを生かせる現場に配属されるとは限らないからです。

実務経験が豊富な人は、有利になることも

ただし、実務経験が豊富であれば、フォークリフトの資格は多少有利になることもあります。企業によっては、期間工の間では良い現場だと言われている物流部門に配属されることも。しかし、そこでフォークリフト以外の乗り物を運転する可能性も考えられます。

経験者は、優遇される可能性が高い

期間工として働いていた経験がある人は、多少優遇されることもあります。他社で働いたことがある人は、その経験を正直に伝えましょう。

とはいえ、誰でも最初は未経験です。「自分は資格も経験もないからだめだ」という風には、考えなくても良いでしょう。

正社員を目指したい人は

もし、期間工から正社員になろうとするなら、得意分野があるほうが有利になるので、資格を持っていたほうが良いかもしれません。

しかし、面接の時点で「正社員を目指している」というアピールはしない方が無難でしょう。企業側は、正社員ではなく決められた期間内で働いてくれる人を求めています。「正社員になりたいなら、正社員の募集に応募してください」というのが本音です。まずは期間工に採用されることが大事なので、「期間工として働きたい」というスタンスで面接に臨みましょう。

期間工が求められる技術や能力は?

特別な技術や能力も求められません。ただ、最低限のコミュニケーション力は必要です。もちろん仕事をする上のことであって、休み時間に誰かと会話をしたり飲み会に参加したりというのは、特に必要ありません。

業務中に「何をすればいいかわからない」「どうすればいいのかわからない」ときは、指示を待っているのではなく、班長など責任者に積極的に尋ねましょう。また、何かおかしいことが見つかったときやミスをしたときは、きちんと報告しなくてはいけません。つまり、何かあったときに、質問や報告をきちんとできるかどうかということです。

こうしたコミュニケーション力は、どの職場でも求められます。期間工として携わっているのは製品のごく一部かもしれませんが、その一部に不具合がでれば、人の命にかかわる事態になる恐れもあることを忘れてはいけません。

期間工になるための適正とは?

面接で体力について尋ねられたとき、ないと答えると不利になってしまうので、体力はあると答えるほうが良いでしょう。

また、なんとなく応募したという雰囲気が出ていたり、どのような仕事をするのかを知らずに応募していることがわかると、やる気がないと判断されて不採用になってしまうこともあります。志望動機を尋ねられたときに、言葉に詰まらない程度に準備しておきましょう。「モノを作ることが好きなので、何かを作る仕事がしたいと思った」「給与などの待遇面が魅力に感じた」「車が好きなので、車に関連する仕事がしたい」「身体を使ったり動かしたりする仕事が好き」など、簡潔に自分の思いを伝えてください。

まずは「体力」

身体を使った作業をしながらラインスピードについていくには、とにかく体力勝負になります。

採用後は、レントゲンや心電図、血液検査、身長・体重測定、視力・聴力検査、血圧、問診などの健康診断を受けます。数時間で結果が出ますが、ここで不採用になる場合もまれにあります。不採用になりやすい人は、極度の痩せすぎや肥満、胸のレントゲンで引っかかる人などです。また、持病がある人や過去に大けがをした人、障害がある人も採用されにくいと言われています。ただし、不採用になるのは50人中2人いるかいないかという程度なので、それほど厳しいものではありません。

この健康診断で注意したいのは、タトゥーや刺青があるかどうかをチェックされることです。タトゥーや刺青があれば不採用になります。面接の時点でこれらの有無を尋ねられる場合がありますが、そこで嘘をついても、健康診断や研修、今後の集団生活でばれてしまいます。

もちろん、タトゥーや刺青があっても仕事ができる人はたくさんいます。自動車メーカーの期間工は難しいですが、その他の業種であれば採用されることもあります。

次に「やる気」

やる気は、どうすれば伝わるのでしょうか?一つに、面接時の態度があります。小さな声でもごもご話すと、やる気は伝わらず、印象もよくありません。無理にテンションを上げたり、たくさん話したりする必要はありませんが、普段は口下手な人も、元気な挨拶をして礼儀正しくしましょう。

そして、背伸びをせずに受け答えすることも重要です。志望動機はどの会社でもほぼ尋ねられますが、「小さい頃からの夢で……」などと難しく語ることはやめましょう。

一方で、自分を偽らないようにといっても、応募した理由を多少オブラートに包むことは必要です。なかには「とにかくお金を稼ぎたいから」という人も少なくないと思いますが、借金やローンの返済が残っているかどうかを面接で尋ねられ、実際にあると答えると不採用になります。

また、「資格をとるための学費を稼ぎたい」「車を買いたい」など、1年以内で達成できるような金額を言ってしまうと、「目的のお金が貯まったらすぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまいます。「自分の店を持ちたいと思っているので、500万円貯める」「起業をするために300万円貯金したい」というように、しっかり働いてこそ稼げる金額を提示すると、「期間満了まで辞めずに働く」というやる気が伝わるでしょう。

まとめ

期間工には、学歴や資格、技術や能力は必要ありません。職歴もアルバイト歴もない人でもなれるほど、多くの人にチャンスがある仕事です。また、大手メーカーで働くことができるメリットもあります。さらに、稼げる給与面や完備された寮、企業によっては帰省旅費が出るなど、アルバイトでは得られない待遇も魅力的です。期間工に興味がある人、応募を迷っている人は、ぜひ挑戦してみてください。

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