キャッシングやローンなど借入がある人は期間工で働ける?

期間工は、未経験でも手っ取り早く稼げる仕事がしたい人や、短期間で集中して稼ぎたいと考える人に最適な仕事です。なかには、「キャッシングの返済のために、早急にまとまったお金が必要だから」「一気に稼いでローンの返済にあてたい」という動機で、応募を検討する人もいるでしょう。

でも、キャッシングやローンなどの借入がある人でも、期間工で働けるのでしょうか?今回はその点に着目し、わかりやすく解説していきます。

未返済のキャッシングなどの借金がある人の場合

結論から言ってしまうと、キャッシングやローンなどが未返済で借金がある状態でも、期間工として働くことができます。実際に、「借金返済のために働いている」という期間工も多くいます。

期間工は、基本給に加えて満了慰労金やボーナスの支給など、短期間で高額な収入が見込めるため、半年で数百万円稼ぐこともできます。まとまった大金を数ヶ月で速やかに手に入れたい人にも、うってつけの仕事と言えるでしょう。

ただし、いくら借金がある人が働けると言っても、採用率に関わらないと言ったらウソになります。そのため、金融問題を抱えた状態で期間工に応募したい人は、注意するべき点がいくつかあります。

借金がある人の採用率が下がる理由

キャッシングやローンなどの借入がある人を採用するのは、企業側にとって少なからずリスクになります。企業としても、余計なリスクは背負いたくないと考えるので、同じ条件下で借金のある人とない人がいたら、ない人を選ぶのは当然です。多額の借金を抱えている人を雇用すると、企業にとってどんなリスクがあるのか考えてみましょう。

勤務地や寮に取り立てが来る

借金の返済が滞っている人が、消費者金融からの連絡を無視し続けたり、返済期限を守らなかったりすると、勤め先である工場や寮を調べて、直接取り立てに来たり電話をかけたりする可能性があります。

こうした行為は、本来は違法です。しかしそういった強硬手段に出る違法営業の金融業者だったら、ありえなくはありません。こうしたケースの場合、違法を働いているのは金融業者側なので、法律上では、取り立てを理由に労働者を解雇することはできません。

しかし、違法営業をするような金融業者と関わりがあるとわかった時点で、あなたは社内での立場を失うでしょう。企業としても、業務に支障が生じますし、他の期間工にも示しがつきません。企業側は一刻も早く、原因となる人物に退職してほしいと思うでしょう。

給与の差し押さえが起こる

借金の返済手続きを滞納すると、給与の差し押さえ処置を取るために、借金をしている人だけでなく企業にも連絡が入ります。そうなってしまうと、金融問題が企業にバレることはもちろん、あらゆる手続きが生じ、企業側も迷惑をかけられる結果になります。差し押さえとなる際は、催告書などの通知は来るものの、前兆もなしに突然行われます。

そうなると、企業としても対応せざるを得ません。借金と同様に、税金関係の滞納をしている場合も、給与の差し押さえが生じることがあるので注意が必要です。寮で生活している間に、実家や借りているマンションへ催告書が届いていて気づかなかった…なんてことも十分ありえる話です。

突然姿をくらます可能性がある

借金がある人は、どうしても返済ができない状況だったり、返済が追いつかず取り立てに追われたりすると、突然姿をくらませることも考えられます。数ヶ月の雇用契約を交わしているにも関わらず途中で離脱されてしまうと、労働力が不足してしまい、大きな損害です。

面接の際に借金の有無を問われる

期間工の面接では、面接官から「借金はありますか?」と聞かれることが多いです。この質問から、実際に借金を抱えて期間工に応募してくる人が多いことがわかるでしょう。この場合、キャッシングやローンがある人は、どのように回答するのがベストなのでしょうか?

質問に対する模範例とその理由を確認するとともに、面接官に伝えなくても良いローンの種類について見ていきましょう。

借金の有無は、包み隠さず打ち明けること

まず、キャッシングやローンなどの借入がある人は、額の多い少ないに関わらず、きちんと伝えることが基本です。「ある」と答えた場合、およその金額や返済状況について順調であるかが問われます。偽ることなく答えることが得策です。

「借金があるから」という理由で、一概に不採用になることはありません。働くなかで返済できると想定し得る額だったり、返済が順調に進んでいることがハッキリしたりすれば、企業側としても安心して採用することができます。滞りなく返済手続きを進めていること、今後も返せる見込みがあることを伝えましょう。

しかし、あまりにも多額の借金を抱えている場合や、返済が滞っていて催促されている状態となると話は変わります。企業が迷惑を被るような可能性があると、採用率は著しく下がってしまいます。

借金の有無を隠しても、調査はされない

借金があるにも関わらず「ない」と答えたとしても、詳しく調査されることはありません。「契約する数ヶ月間、借金返済に関することで会社側に迷惑をかけない」という絶対的な自信がある人は、あえて伝えない選択をするのも一つの方法でしょう。

しかし、在職中にウソが発覚するようなことがあったら、信用を失ってしまい、契約更新の可能性は絶たれてしまいます。「隠し通したい」と考える人は、勤務期間中の返済管理をしっかり行う必要があるでしょう。

伝える必要のないローンの例

期間工の面接官が聞いている借金はあくまで、「消費者金融」から借り入れている金額のことです。クレジットカードの分割払い、車や住宅のローン、奨学金の返済などは、借金扱いにはならないので、わざわざ伝える必要はありません。

返済をしながら期間工で働く際の注意点

借金を返済している状態で期間工で働く場合や入寮する場合は、会社や周囲の人に迷惑をかけないよう、これまで以上に借金に関する対応に気をつける必要があります。

まず、返済期日の厳守を徹底することは必須条件です。期限を忘れたり対応を怠ったりするなどして、勤め先の会社へ連絡が入るような事態は、絶対に防ぎましょう。また、業者から連絡があった場合は必ず受けるようにすること、取れなかった時は折り返し連絡をすることも忘れてはいけません。金融機関に不信感を持たれる対応は避けてください。

まとめ

キャッシングやローンがある人も、きちんと返済手続きを進めてさえいれば、期間工で働くことは難しくありません。多額の借金があっても、それが生じた理由や返済に関する状況について誠意を持って説明し、迷惑をかけないことを証明できれば、採用も見込めるでしょう。

なかには、借金があることを隠したまま働いている人もいます。借金の有無を正直に伝えるかどうかは個人の考えによりますが、会社に迷惑をかけることがないよう、自己責任で対応しましょう。

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