期間工満了時の報奨金や慰労金がもらえなくなる条件とその対策

期間工の仕事を探していると「報奨金」や「慰労金」、などの言葉をよく見かけると思います。報奨金や慰労金とはどんなものでいくらくらいもらえるものなのでしょうか。そして、どうすればもらえるかということも含め、くわしく見ていきましょう。

期間工の報奨金や慰労金ってどんなもの?

報奨金や慰労金には、期間工の契約期間を無事に終わらせることができるともらえる皆勤賞のような面があります。そのため、欠勤や遅刻・早退があるともらえなかったり、金額を減らされてしまったりします。

期間工の場合、働きだした初回契約は3か月というケースが多いのですが、その契約を無事に終えると100,000円くらいもらえる会社が多いです。また、契約期間の途中で退職してももらえません。

いつもらえるのか

報奨金や慰労金は契約期間満了後にもらえる会社が多いです。なかには、契約期間満了時ではなく、1か月ごともらえる会社もあります。契約期間満了時にもらえる場合、契約更新の数が増えるほど、もらえる満了金の金額が増えるという会社も多いです。

会社によってもらえる金額は違うの?

もらうタイミングや契約期間、そして会社によって金額は変わってきます。大手の報奨金や慰労金の金額やもらえるタイミング、もらうための条件を紹介します。

TOYOTA

TOYOTAは期間満了ごとに

  • 欠勤、遅刻、早退、休日出勤、生理休暇以外は出勤日数分もらえる「満了慰労金」
  • 欠勤、遅刻、早退がない月だけ、1日あたり1,500円程度を出勤日数分もらえる「満了報奨金」

の2つをもらえます。2つとも出勤日数によって支払いが変わってくるので、皆勤賞のようなものですが、「満了報奨金」は他の会社の「皆勤手当」と同じような扱いです。ちなみに、満了慰労金も満了報奨金も契約期間の途中に辞めてしまうともらえません。

3か月満了時は約120,000円、6か月満了時は約400,000円、12か月満了時は約500,000円と契約更新が増えれば増えるほど、もらえる金額も増えていきます。契約上限の35か月(2年11か月)で契約満了した場合、それまでにもらった金額の合計が300万円以上となるケースもあります。

マツダ

契約期間中の出勤率が100%(=無遅刻、無早退、無欠勤)だと、契約満了後に120,000円くらいの「満了慰労金」をもらえます。皆勤手当は年12回、20,000円程度支給されます。

日産

工場によって支給される「満了慰労金」の金額やタイミングは大きく異なります。
例えば、

  • 期間満了ごとに100,000円くらい
  • 6か月ごとに30,000円の勤続加算(最大3回まで)で2年11か月勤務した場合、最大150万円くらい
  • 日産自動車九州の場合は、毎月支給

などがあります。皆勤手当は2か月ごとに80,000円程度もらえる工場が多いようです。

スバル

実働4か月以上働くと「慰労金」をもらえます。金額は契約期間満了ごとに実働で何日働いたかで決まります。2年11か月働いた場合の合計は、最大122万円ぐらいになります。あわせて、毎月、出席率が100%だと30,000円の皆勤手当をもらえるので、慰労金と皆勤手当を全てもらえるとするとあわせて227万円ぐらいになります。

SUZUKI

支給の規定はありますが、1日あたり3,000円程度×働いた日数分の「慰労金」を契約期間満了ごともらえます。SUZUKIは慰労金の金額に皆勤手当が含まれています。

ダイハツ

これまで紹介してきた他の会社とは違い、ダイハツの「満期慰労金」は、契約満了ごとにもらえるのではなく、契約満了で退職する時(支払いは退職した月の翌月20日)にもらえます。退職金のようなものですね。

退職までの就労日数によってもらえる金額が変わり、就労日数80日〜99日の60,000円程度から就労日数720日の146万円程度まで、長く働けば働いただけたくさんもらえます。また、出席率が100%の月には皆勤手当として35,000円ぐらい支給されます。

報奨金や慰労金をしっかりともらうためにはどうしたらいいの?

会社や工場によって、金額に違いはあっても、努力すれば確実にもらえるのが報奨金や慰労金です。そして、かなりの金額をもらえます。報奨金や慰労金をなるべくたくさんもらうにはどうしたらいいのでしょうか。

つらくても契約途中で辞めない

特に働き始めのころは、仕事にも人間関係にも、そして生活環境にもなれず、契約途中で辞めたいと感じるかもしれません。しかし、ほとんどの会社では、報奨金や慰労金を支給する条件のひとつとして「契約を満了すること」、つまり、契約途中で辞めないことをあげています。

「辞めてしまいたい……」と思った時は、報奨金や慰労金のことを思い出してみると、もうひと頑張りできるかもしれません。

体調管理をしっかりとする

報奨金や慰労金を支給する条件として「出席率100%」や「出席率90%以上」をあげている会社も多いです。そのため、1日でも休んでしまったり、遅刻や早退をしてしまったりしてももらえなくなってしまいます。

体調不良時に無理に出勤するのはよくありませんが、まずは体調不良にならないように、体調管理をしっかりすることから始めてみましょう。

連続して欠勤・遅刻・早退する場合は注意する

どうしても連続して欠勤・遅刻・早退しなければならない場合は、休むタイミングにも注意が必要です。例えば1月31日と2月1日の2日間、欠勤・遅刻・早退すると、1月分と2月分、2か月分の報奨金や慰労金がもらえなくなってしまうことがあります。1月と2月の両方に欠勤・遅刻・早退があるからです。

このように、月末や月初に連続した欠勤・遅刻・早退になりそうなことが事前に分かっている場合は、予定を調整できないか確認するようにしましょう。

自分がモチベーションUPする「支給条件」の会社を選ぶ

人によって「毎月もらった方がいい」「契約終了ごとにたくさんの金額をもらいたい」「出席率100%は厳しいから、金額は下がっても出席率90%のところ」「金額が高い会社」など、モチベーションUPする条件は異なります。

会社によっても、報奨金・慰労金の支給条件はさまざまなので、より自分のモチベーションがあがる条件の会社を選ぶようにするとよいでしょう。

このように、かなりの金額をもらえる報奨金や慰労金は、期間工として働く魅力のひとつです。待遇や給料が充実していた方が、よりやる気にもつながりますよね。報奨金や慰労金をしっかりともらい、かなりの金額を貯金している先輩期間工もいます。期間工として働こうか悩んでいる人は、ぜひ応募してみましょう。

※内容および金額はすべて執筆時のものです。

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