期間工の応募から就業開始までの流れや用意しておくもの

期間工に応募する方法は、大きく分けると2つあります。1つ目は人材派遣サイトを利用して企業を紹介してもらう方法、2つ目はメーカーの公式サイトの採用ページから直接エントリーする方法です。今回は、それぞれの応募方法と就業開始までの流れを、詳しく紹介していきます。

人材派遣サイトから応募する方法

まずは期間工を取り扱っている人材派遣会社に、スタッフ登録をするところから始めます。人材派遣会社は複数あるので、めぼしい企業がピックアップできたら、近場に登録会場があるかどうか、福利厚生はどうかなどをしっかり調べてみましょう。

人材派遣会社を利用するメリットは、業界の知識が豊富な専門のコーディネーターが、希望する勤務条件に合う就業先を探す手伝いをしてくれるという点にあります。

企業への橋渡し役として面接の段取りまで整えてくれますし、さらには履歴書の作り方から面接のコツまで、手厚くサポートしてくれるところもあります。初めて期間工に挑戦する人や、どの企業を選んだらいいのか悩んでいる人には、特におすすめです。

ここでは、期間工に特化している人気の高い人材派遣会社をピックアップしてみました。これらの派遣会社を例に、具体的な応募の流れを見ていきましょう。登録先を選ぶ際の参考にしてみてください。

工場求人ナビ

工場・製造の求人情報を紹介している日総工産の『工場求人ナビ』を利用する際は、まずサイト上からWeb会員登録を済ませて、登録相談会の予約をとりましょう。応募したい求人がすでに決まっている人は、直接そのページから、もしくは電話で応募して、派遣会社の登録相談会に参加する流れになります。

登録相談会への持ち物は、履歴書と年齢確認ができる身分証明書です。所要時間は50〜60分程度で、エントリーシートの記入・面談・適性テスト・仕事説明を行います。

登録相談会に参加後、仕事の紹介をしてもらい、早ければ即日〜1週間程度で内定が決まります。そして、入社手続きに必要な書類について、派遣会社の担当者から連絡があります。

諸々の手続きが完了したら、勤務先となる企業へ赴任して仕事をスタートします。入社を決める前に職場見学をすることもできるので、気になる人は面談の際に相談しておきましょう。

期間工.jp

アウトソーシンググループの『期間工.jp』を利用する際は、まずサイトで紹介されている求人の中から興味のある仕事に応募して、面接を予約します。問い合わせや相談だけでも受け付けているので、どの求人にするか迷っている人も、電話窓口かWebの「プロに相談」ページから連絡してみましょう。

その後、派遣会社の担当者による1次選考に進みます。勤務にあたっての希望条件をヒアリングしたり作業適性などを確認したりして、募集企業の基準を満たしていれば、企業選考へ移ります。

この1次選考では、不安に思っていることや不明点を担当者に直接相談することができるので、楽な気持ちで臨めるでしょう。企業選考に備えて模擬面接や座学での勉強会を行ってくれることもあるので、心配な人は相談してみてください。持ち物などについては応募の際に説明があるので、忘れないようにメモしましょう。

企業選考では、就業先となる企業の担当者による面談と筆記テストを行います。内定の場合は、早くて3日〜1週間ほどで、企業から電話やメールで直接連絡がきます。その後は企業の担当者と赴任や就業までの流れを確認して、勤務を開始します。

はたらくヨロコビ.com

期間工および工場に関する求人を発信しているアウトソーシングの『はたらくヨロコビ.com』を利用すると、サイトから気になる案件に直接応募する形になります。基本情報を入力・送信したら、担当者からの連絡を待ちましょう。その際に、面接の流れや持ち物の案内があるので、よく確認してください。

サイト上で条件に合う仕事が見つからない場合や、自分で仕事探しをするのが億劫な場合は、サイトにある「プロに相談」というページを利用してみましょう。このサービスを使うと、業界の事情をよく知るプロフェッショナルが、あなたの希望や適性に合わせて働き方の提案をしてくれます。

利用はもちろん無料です。応募方法や就業に関する不安なども相談できるので、初めての人にはとても便利です。

e仕事

日研トータルソーシングが運営している工場・製造業を専門とする求人情報サイト『e仕事』を利用する際は、まずパソコンや携帯のサイトから、気になる求人に応募するかスタッフ登録を行います。応募後は、派遣会社のオフィスまたは説明会場を訪れて、担当のアドバイザーから派遣の仕組みや就業までの流れを説明してもらい、本登録が完了します。

いざ就業先を決定する場合は、まず派遣会社の担当スタッフとのカウンセリングを通して企業や職種を選び、事業内容や社風などの詳しい情報を確認します。

その後、紹介先企業との面接・選考会に向かいます。このとき、派遣会社の担当スタッフが同行してくれます。面接当日に必要なものは派遣会社のスタッフから説明があるので、忘れものをしないように気をつけましょう。

面接から3日〜1週間ほどで、就業先の企業から直接内定の結果が届きます。赴任準備や手続きが完了次第、仕事がスタートする流れです。契約期間が満了になったときは、再度面談を行って次の就業先を決めていきます。

メーカーの公式サイトから応募する方法

期間工の募集については、メーカーが直接、自社のサイトに採用ページを設けて公開しているケースも多くあります。この場合、人材派遣サイトのようにアドバイザーや専任の担当者がつくわけではないので、応募から採用までの流れを自分一人で行うことになります。

期間工に何度か登録したことがあり、おおよその流れや仕組みを理解している人や、応募したいメーカーがすでに決まっている人は、この方法の方が、採用までの段階がスマートです。

トヨタ

トヨタの期間工として活躍したい場合は、まずサイト上で公開されている選考会の日程・会場を確認してください。応募と面接を兼ねている選考会は、全国各地の主要エリアで週に数回ほど行われています。Webや電話で事前に連絡する必要はないので、直接会場を訪れましょう。

参加する際は、写真を貼り付けて押印した履歴書と筆記用具を、必ず持っていきましょう。会場へは絶対に遅れないように、予め場所を調べておくことをおすすめします。

選考会が終わると、早ければ2週間以内に勤務地へ派遣され、寮に入ることになります。わからない点がある場合は、サイトに掲載されているフリーダイヤルから人事部へ直接問い合わせてみましょう。

日産

日産では、採用情報をまとめたサイトを設けています。新卒採用・キャリア採用・障がい者採用・契約社員採用・インターシップに並んで、期間工の採用ページがあります。詳細を開くと、募集をかけている工場の求人情報が表示されるので、内容を確認のうえ応募する流れになります。

応募にあたっては、企業が各地で週に数回行っている面接会に参加することが必要です。サイトで公開されている日程と会場を確認して、最寄りの会場を訪れましょう。事前にエントリーをしておく必要はないので、思い立ったらすぐに参加できます。

面接会には、写真を貼り付けた履歴書と筆記用具を持参してください。各工場によって勤務期間や条件が異なるので、面接会に行く前には募集要項をよく確認しておきましょう。

スバル

スバルこと富士重工業では、期間工専用のサイトを設けています。応募には、各地に用意されている面接会場へ足を運ぶ必要があります。

流れとしては、まずサイトの「応募する」ボタンから、最寄りの面接会場をクリックして、必要事項を記入して送信します。提示される開催予定から、希望日時を自由に選択できます。内容が受理されたら、追って確認メールが届くので、きちんと確認してください。

面接に参加する際は、写真を貼り付けた履歴書と運転免許証、印鑑、筆記用具が必要です。忘れものをすると、印象が悪くなりかねません。面接には気を抜かずに臨みましょう。

ダイハツ

ダイハツの期間工に応募する際は、専用の採用サイトから確認できます。まずは、サイトの「応募面接日程こちら」というアイコンから、面接会場の情報を見てみましょう。そして「応募する」ボタンから必要事項と面接の希望日時を入力して、送信します。

応募内容が受理され次第、3日以内に返信が届きます。その案内に沿って、必要なものを準備してください。基本情報を送信した時点で不合格ということはないので、3日以上経っても連絡が返ってこない場合は、システムに何らかの不備があったと考え、電話で問い合わせてみましょう。

面接を受けてからは、内定・健康診断・赴任を経て仕事開始となりますが、この間は早くて1週間〜10日程度です。「早く働いて稼ぎたい」という意欲的な人には、うれしいスピード採用です。

まとめ

企業の公式サイトで採用ページを立ち上げていない場合でも、募集がないというわけではありません。そういう意味では、大手のメーカーを多数取り扱っている人材派遣サイトから調べるのが、手っ取り早いと言えます。

また、期間工の求人に応募するには、紹介した2つの方法のほか、各地のハローワークで探す方法も考えられます。一度確認してみるのも良いでしょう。

どの方法で応募するにしても、登録会や説明会は企業の就業面接と同じなので、軽い気持ちで行くのではなく、きちんと備えることが大切です。服装自由という条件があっても、できる限りフォーマルなものを選ぶようにしてください。

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